おもてなし
「おもてなし」とは、
「表裏なし、ということ、つまり、表が裏そのものである、裏とは、私たちの中身であり、心をさしている。表に出てくるのは、心そのものである。」
また、
「美しさというのは、
霊魂の美しさ、
心の美しさということ。」
その人の心、
心の美しさが、
顔にあらわれ、
雰囲氣にあらわれ、
所作にあらわれてくる。
それがおもてなしになる。
日本人の倫理規範にあるのは、
善か悪かではなく、
美しいか美しくないかである。
とも言われます。
日本人は、「美」というものに対してすばらしい感性を持っています。
それは、四季がおりなす、美しい自然、風土で培ってきたものです。
自然を感じることで、感性が磨かれ、心が磨かる。
自然を大切にし、
自然を感じ、
自然とともに生きる。
それが少しずつ損なわれ、心の感性が鈍ってきているのでしょうか。
しかし、また自然の中で生きようとしている方が増えているように思えます。
日本はまた今から、心の感性を、美しさを取り戻していくように思えますし、
そうあっていくようにしなければならないとも思います。
これから、また美しい日本を取り戻していきましょう。
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